ニキビができる原因に毛穴が汚れなどで詰まる、好き則な生活、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが考えられますが、実は内蔵不調であってもニキビができる原因になるのです。
内蔵不調によるニキビは、胃腸の機能が低下することで消化吸収の能力が低下し、消化しきれずに残った余分な栄養が毒素なって体内に溜まり、必要な栄養素が吸収されないことで肌の機能が低下してニキビとなってあらわれます。肝臓に疲労が溜まっても血液の浄化作用が落ちて老廃物の多い血液になるため、吸収した栄養素を肌まで運べないこともあります。また腎臓機能が低下すると老廃物を排除しにくくなるため毒素が体の外に排出されなくなってしまうのです。さらに体温は筋肉や肝臓によって作られますが、体を構成するタンパク質は熱に弱く、内蔵機能が低下することで熱の排出がうまくできずに体内に熱が溜まり炎症が進むこともあります。
内蔵不調でニキビができた場合は、内蔵を休ませて内蔵機能を高めることが必要です。スナック菓子やインスタント食品などは控え、水を1日1.5〜2リットル程度飲んで血流を良くし、腹八分目で暴飲暴食、アルコールの撮り過ぎには注意します。
ニキビは内臓不調が原因になってできることもあります。寝不足であれば良く睡眠をとるなど対処が必要で、ビタミンCをとることも良い方法です。ビタミンCは大人のニキビを早く治すために必要な肌のターンオーバーを促す効果と強い殺菌効果を持っています。ニキビが治ってもニキビ跡になってしまったり、色素沈着したものでもビタミンCが持っている美白効果で修復することができます。
頬にニキビができたら胃や小腸に不調があると考えられ、口の周りは胃腸の調子が悪いなど内臓不調のサインでもあります。大人になってからできるニキビは慢性化したり重症化することもあり、頬や顎などフェースライン、首筋などにできやすい特徴があり原因は皮脂以外と考えることができます。このあたりにニキビができたら内臓不調を疑い、睡眠を十分にとったり、不規則な生活や食生活を見直すことが必要です。